So-net無料ブログ作成
検索選択
前の10件 | -

TAMIYA 1/700 軽巡洋艦名取の製作(その7) [NavyVessels]

 Baptism by Fireのユニットカウンターが間に入ったので止まっていたタミヤ1/700の軽巡「名取」は、船体に軽くウェザリングをした状態まで進んでいます。
natori017.jpg
 ウェザリングといっても頻繁に清掃や再塗装が行われいたと思われる戦前の状態を再現しているので、さほど激しい汚れ、ましてや錆はないほうがいいかなと思い、演習など日常的な運行を想定した軽い汚しを加えてみました。
 パッケージアートを見ると、日射避けの白いキャンバスがマストの見張り台などいくつかの場所に描かれているので、写真などを参考にして描き加えるか考えようと思います。
 また仕上げにはいちおう軽く張り線も取りつけてみようとは思っています。

Baptism by Fireユニットカウンター紹介(その7) [ウォーゲーム]

 数回にわたって続けてきた、BCS第2作「Baptism by Fire」のユニットカウンター紹介も、今回でいちおう最終回となります。
BbF_Allies.jpg
 最後に見ていくのは、連合軍側の米軍以外の諸部隊です。カセリーヌの戦いというと「米軍苦戦」というイメージで語られることが多いらしいですが、イギリス軍およびフランス軍も作戦に参加し、枢軸軍との戦闘でも重要な役割を果たしていたようです。
 米軍以外の連合軍部隊は複数ユニットからなるフォーメーションが3つ、および独立ユニットが1個です。

 「Nick」と記載された部隊は「ニックフォース」と呼ばれた任務部隊で、イギリス陸軍の第6機甲師団に所属する第26機甲旅団を中核とし、その名称は第6機甲師団長だったキャメロン・ニコルソン准将に由来すると本作のヒストリカルノートに書かれていました。
 イギリス軍の各連隊は、番号だけの米軍とは異なり、それぞれ特徴的な部隊名称を有しています。ユニットを左から順に見ていくと、まず「17/21L」は第17および第21竜騎兵連隊が部隊統合によって一つの戦車大隊となったもので、当初はインドに駐留していましたが、本国へ帰還した後に北アフリカへ投入されたようです。当時の装備車両はヴァレンタインIIIとクルセーダーIIIでした。
 2つめの「2 Loth」は第2ロジアン&ボーダーホース(ヨーマンリー)連隊で、1940年には車両不足を理由に第1自動車化機関銃旅団と呼ばれた部隊に所属していましたが、その後この旅団は第26機甲旅団へ名称変更となり、第6機甲師団を構成する戦車旅団となりました。装備していた戦車は上の槍騎兵と同じです。
 「10 Rifles」はライフル旅団第10大隊のことです。「ライフル旅団」と呼ばれる部隊はイギリス陸軍には1個しかなく、これはもともとナポレオン戦争時代に第95ライフル連隊(ショーン・ビーン演じる勇者シャープがかつて所属していた精鋭部隊ですね)と呼ばれて半島戦役などでフランス軍相手に活躍し、終戦後にライフル旅団と名称が変更になりました。
 この旅団は全部で10個大隊からなり、第1次、第2次世界大戦にはその多くがさまざまな部隊に配属されて作戦に参加しました。第10大隊も第6機甲師団の自動車化歩兵部隊として北アフリカに上陸しました。
 実は、この第10大隊のゴア大隊長は、配下の歩兵中隊1個と、ロジアン&ボーダースの戦車中隊1個を与えられ、このユニットとは別に「ゴアフォース」と呼ばれた諸兵科連合の大隊規模タスクフォースを編成していました。上の画像の上段右端にあるのがそれで、本作では独立ユニットとして扱われています。
 このユニットに兵力を割いたため、第2ロジアン戦車大隊は17/21ランサーズより1ステップ少ないわけですね。
 このタスクフォースの最後のユニットは「2/5 Le」と書かれたユニットで、これは第5レスターシャー連隊第2大隊という郷土防衛隊に属するユニットで、ヒストリカルノートによれば米軍の州兵に準ずる組織であるとされています。
 この部隊はもともと第46歩兵師団に所属しているのですが、前線の歩兵戦力を増強するために急遽送り込まれたもので、実戦経験は皆無、緒戦で大きな損害を出したとされています。

 続いて画像の2段目に並んでいるのが「第1近衛旅団」です。上のライフル旅団同様、近衛旅団もナポレオン戦争以前からの歴史がある由緒ある部隊で、第78歩兵師団に所属してトーチ作戦に参加しました。
 カセリーヌへは独立旅団として送り込まれ、旅団の中核となったのは中程にいる2個の赤いユニット、第3グレナディアガードと第2コールドストリームガードです。これに加え、もう1つの歩兵部隊として右端の第2ハンプシャーも配属されています。
 機甲兵力は「142RAC」と「16/5L」で、前者はチャーチル重歩兵戦車を装備した第25戦車旅団所属の「ロイヤルアーマードコー(王立戦車軍団)第142大隊」です。
 後者はニックフォースと同じ第6機甲師団の第26機甲旅団に所属する第16/5槍騎兵連隊で、これも「17/21」同様、2つの騎兵連隊を統合したユニットです。
 左端にいる2個の対戦車砲ユニットは、いずれも王立砲兵軍団直属の対戦車砲大隊で、当時配備が進められていた6ポンド牽引砲を装備していました。6ポンド砲というと口径はおよそ57mm対戦車砲相当で、クルセーダーIIIやヴァレンタインIIIの主砲と同レベルの火力を有し、このころの米陸軍の対戦車砲部隊よりは優秀だったといえるかもしれません。
 さて、最後にご紹介するのが、ウェルヴェール将軍率いるフランス軍部隊なのですが、この部隊の由来はちょっと特殊です。
 第二次世界大戦後半に登場するフランス軍といえばたいていはド・ゴール将軍率いる「自由フランス軍」であることが多いのですが、このタスクフォース・ウェルヴェールはもともとアルジェリアに配備されていた第19軍団という、枢軸同盟国のヴィシーフランス軍部隊で、上陸してきた連合軍側に寝返ったばかりでした。
 部隊名となったウェルヴェール将軍は「ディヴィジョン・ド・マルシュ・ド・コンスタンティン(DMC)」という臨時編成の師団長で、このタスクフォースには同師団配下の第7アルジェリア歩兵連隊の3個大隊、および米陸軍の第34歩兵師団に属する第168連隊第1大隊、そして映画「プライベート・ライアン」にも登場する米陸軍の第1レンジャー大隊が加わっています。
 北アフリカのヴィシーフランス軍部隊は装備が劣悪で戦意も低かったとされていますが、ウェルヴェール将軍は連合軍に積極的に荷担する人物だったようで、登場する第7アルジェリア連隊も兵力こそ少ないですがアクションレーティングはさほど悪くありません。
 ただ部隊が本国から切り離され、後方組織を有さないがゆえに、配属されたレンジャー大隊同様補充ポイントを受け取ることはできないよう指定されています。

 史実では、これらの連合軍部隊はカセリーヌ峠をはじめとする各地点の隘路を防御したり、米軍機甲部隊を背後から援護したりといった使われ方をしたようですが、こうしてみるとなかなかバカにできない戦力を有しています。
 連合軍プレーヤーとしては主力の米軍戦力にやや不安があるだけに、これらの部隊をどう活用するかが気になるところではないかと思います。

 というわけでBaptism by Fireの枢軸軍、連合軍双方のユニットカウンターをこれですべて見てきました。
 前作のLast Blitzkriegが地図4枚、ユニットカウンター800個オーバーだったのに対して本作は地図2枚、ユニットカウンター120個とかなり規模が小さく、手軽にプレーできそうな感じです。
 大隊レベルの諸兵科連合作戦を再現するため、独創的なゲームシステムを有するシリーズなので、このくらいの規模の作品が習熟するというのはちょうどよいのかもしれません。

 個人的にも、さっそくソロプレーを試みてみようと思った次第です。

Baptism by Fireユニットカウンター紹介(その6) [ウォーゲーム]

 前回の第1、第34歩兵師団、および前々回の第1機甲師団に続いて、今回はBaptism by Fireに登場するもうひとつの米軍部隊を取り上げようと思います。
BbF_Stark.jpg
 上の画像は上段が「タスクフォース・スターク」、下段の3ユニットはどの部隊にも所属せず、軍団司令部直属となっている独立ユニットです。
 TFスタークは第26歩兵連隊長スターク大佐を司令官とする各師団の寄せ集めで、日本陸軍的にいえば「独立混成旅団」という体の部隊です。
 ユニットカウンターを順に見ていくと、1/13は第1機甲師団の第13戦車連隊第3大隊所属のI中隊、第805独立戦車駆逐大隊、第1歩兵師団第26歩兵連隊の第1大隊、第9歩兵師団第39歩兵連隊第3大隊、さらに第19独立工兵連隊のうちの4個中隊が2個中隊ずつ2ユニットになっています。
 スターク大佐はこの戦力でカセリーヌ峠に防御陣地を敷き、ドイツ軍装甲部隊を待ち受けました。兵力は戦車1個中隊(シャーマン戦車約15-17両)、対戦車自走砲1個大隊、(工兵を含む)歩兵10個中隊、そして(ユニットには表されていない、あるいは含まれている)重火器と支援砲兵となります。
 第805戦車駆逐大隊はもとも第34歩兵師団に所属していましたが、カセリーヌ峠の戦いの時点では第1機甲師団隷下となったもののTFスタークに配属され、ここで大損害を被りました。
 装備も本作で扱う期間まではM3ハーフトラック搭載の75mm砲ですが、この戦いの翌月にはM10対戦車自走砲が配備され、イタリアへ進撃後は一時的に牽引砲装備となったあと、最終的にM18ヘルキャットへと更新されました。
 チュニジア作戦はもとより、米軍の独立戦車駆逐大隊は多くの場合歩兵師団に配属され、中隊または小隊ごとに分割されて、各歩兵大隊に分遣されました。BCSでも戦車駆逐大隊は「機甲戦力値(Armor Value)」が白抜きで書かれていて、これが「限定AV」であることを示しています(AVが赤で記載されているユニットはより強力な「実AV」です)。
 限定AVは攻撃力が低く、集中使用するよりも所属部隊の各ユニットに支援を提供する「サポート」状態で用いる方が効率的です。ドイツ軍のマーダー対戦車自走砲は移動サイドでは戦力集中していますが、展開サイドになるとサポート専用部隊となり、戦力が白抜きの2から赤の3へと大幅にアップします。しかし、まだ諸兵科連合先述に不慣れな米軍では、移動サイドでの戦力は1、裏面の展開サイドになっても数値が1上昇するだけで、限定AVのままです。
 戦車駆逐大隊は3個中隊編成で、定数では対戦車自走砲または牽引式対戦車砲36門を装備するはずですが、このユニットのステップ数は2なので、おそらく定数の2/3程度の稼働数だったと評価されているように思います。
 第19工兵大隊はカセリーヌ峠に塹壕構築と地雷敷設のために送り込まれた部隊でしたが、ドイツ軍の攻撃に際し居残って防御戦闘に参加しました。そのような戦闘訓練は受けていない部隊なのでユニットの質を示すアクションレーティングは最低の1です。
 それでもこの工兵大隊がいるおかげでTFスタークの歩兵は3個大隊つまり1個連隊相当の歩兵と戦車と対戦車砲を装備する「諸兵科協同の増強旅団」程度の戦力を有していたことになるかと思います。
 専用ルールの史実解説を読むと、この部隊にはさらに第1機甲師団の機械化歩兵や別の戦車駆逐大隊なども配属されていたようです。

 さて、BCSでは各ユニットは基本的に師団またはカンプグルッペのような「部隊(フォーメーション)」に属し、フォーメーション単位で活動するのですが、一部にどのフォーメーションにも属さない独立ユニットや、軍団など上級司令部に所属する直属砲兵が与えられる場合があります。
 本作の米軍では上の画像の下段にある第894戦車駆逐大隊と「Prov」と記載された独立戦車大隊、そしてTFスタークに配属された1個大隊しか登場しない第9歩兵師団の師団砲兵隊が、この独立ユニット(砲兵の場合は上級アセット)として登場します。
 「Prov」はProvisional(暫定)の略で、ゲームでは初期配置の状態でデッドパイルに置かれています。これは緒戦で撃破された戦車大隊の残余を寄せ集めた部隊で、ゲーム的には補充ポイントを用いて編成するように定められています。
 第9歩兵師団の師団砲兵は連隊長の「レッド」アーヴィンの指揮下に第34、第60、第84野戦砲兵大隊(第34のみ155mm他は105mm砲装備)と75mm砲装備のカノン砲中隊2個を有していました。
 第9歩兵師団は北アフリカに遅れて上陸し、まだ戦力集結を終えていなかったのですが、ドイツ軍の攻撃に対抗するため砲兵のみ前進させ、他の師団への火力支援を柔軟に行い大きな助けとなったようです。史実解説にはこの砲兵連隊の指揮官アーヴィン大佐は、後に第5歩兵師団長となったと記されています。

 次回は本作のユニット紹介の最終回として、米軍以外の連合軍部隊に属する各ユニットを見てみようと思います。

Baptism by Fireユニットカウンター紹介(その5) [ウォーゲーム]

 前回の第1機甲師団に続き、Baptism by Fireに登場する連合軍部隊第2弾は、やはり米軍の、今度は歩兵師団を見ていこうと思います。

 トーチ作戦以降、チュニジア方面には全体を統括する第18軍集団の下にイギリス第1軍司令部があって、その下にイギリス第5軍団、フランス第19軍団、そして米陸軍は第2軍団司令部と第1機甲師団と第1、第3、第9、第34の4個歩兵師団(および第82空挺師団の一部の部隊)が参加していました。
 ただし、このうちフリーデンダール将軍率いる第2軍団の配下となってカセリーヌ方面の前線に進出していたのは、第1と第34の2個師団だけだったようです。本作に登場する師団司令部もこの2個師団だけですが、いずれの部隊もカセリーヌの戦いにおいては、まとまった形では投入されませんでした。
BbF_US.jpg
 上の画像を見ると、いずれの師団の司令部も部隊規模が「XX(-)」となっており、第1歩兵師団は第16歩兵連隊と第26歩兵連隊の1個大隊のみ、第34歩兵師団は第133、135の2個連隊しか配属されておらず、第196歩兵連隊がいない代わりに第1歩兵師団の第18歩兵連隊が編入されています(第18歩兵連隊の上級部隊が「(34 inf)」と括弧付きになっているのは、もともと第1歩兵師団の所属であることを示しています)。
 第1歩兵師団「ビックレッドワン」は米陸軍の常備師団で、第1次世界大戦時に創設されて以来、今日まで一貫して現役状態にある部隊です。第2次世界大戦では本作で扱う北アフリカ作戦に始まり、シチリア、ノルマンディーと2つの強襲上陸作戦に参加、その後もコブラ作戦、アーヘン攻略、そしてバルジの戦いなど、いくつもの激戦に投入されました。
 カセリーヌの戦いは本師団にとっても初陣といってよい作戦でしたが、機甲戦術という新しい概念を模索しているところだった第1機甲師団とは異なり、十分に訓練を積み基本的な歩兵戦術も身につけていた米歩兵部隊として、ユニットカウンターの数値では平均的な優良部隊として扱われているように思います。
 画像に映っていない第26歩兵連隊の第1および第3大隊ですが、第1大隊は次回に紹介しようと考えている「タスクフォース・スターク(こじょTFを指揮する第26歩兵連隊長に由来)」の中核部隊として分遣されており、第3大隊は「タスクフォース・ボウエン」として本作で扱う範囲のさらに南側の峠を守るために分派されていたようです。
 師団にはもうひとつ、第1工兵大隊が所属していますが、最前線での爆破や架橋任務を担っていたドイツ軍の戦闘工兵とは違い、当時の米軍工兵は後方での建設作業や地雷敷設などを任務としていたようです。
 もっとも戦史などを読むと、それにもかかわらず急を要する状況下では自身が建設した防御陣地で、不慣れな防御戦闘を強いられることも多かったように思います。

 陸軍正規の常備師団である第1歩兵師団に対して、第34歩兵師団はノース・ダコタ、サウス・ダコタ、ミネソタ、アイオワの各州の州兵(National Guard)を集めて編制された州兵師団でした。
 この師団はイギリス軍司令部に配属されて配備地の北アイルランドからアルジェリアに上陸、チュニジアでの初陣を経たのちも地中海戦線に留まり、イタリア半島のサレルノ上陸、グスタフラインの攻防ではモンテ・カッシノを巡る作戦に参加し大損害を被り、後方で再編成を行った後に今度はアンツィオ橋頭堡へ投入されました。
 その後もローマやボローニャの占領に関わったこの部隊には、日系二世の兵士で編成された第442連隊が配属されていたこともあったようです。

 本作の部隊編成には先述の第1歩兵師団から編入された第18歩兵連隊のほかに、第135歩兵連隊および第133歩兵連隊の第1、第3大隊が所属しています。欠けている第133連隊の第2大隊は、この作戦期間中「3/26」と同じく本作の地図外に配備されていたようです。
 第34歩兵師団にはさらに第168歩兵連隊も所属していましたが、同連隊の第1大隊はこれも後述するフランス軍の「TFウェルヴェール」に分遣され、第2、第3大隊は前回ご紹介したように第1機甲師団のCCAに配属され歩戦協同のタスクフォースを編成していました。

 第1歩兵師団と同様、第34歩兵師団にも第109工兵大隊という工兵部隊が所属していました。この部隊もカセリーヌの戦いには参加しているのですが、おそらく中隊毎に各歩兵連隊に分散して配備されたため、ユニットカウンターには表されていないのだと思います。ネットで少し調べたら、C中隊は第168歩兵連隊の一部とともにファイド峠の戦闘に加わっていたという記述を見つけました。

 というわけで、次回は第1歩兵師団から分遣されたタスクフォース・スタークと、少数の米軍独立ユニットを見ていこうと思います。

Baptism by Fireユニットカウンター紹介(その4) [ウォーゲーム]

 BCSシリーズ第2作、Baptism by Fireのユニットカウンター紹介。今回から連合軍側の部隊へ移ります。最初は本作の一方の主役ともいうべきアメリカ陸軍の第1機甲師団を見ていこうと思います。

 第1機甲師団「オールド・アイアンサイド」はその名の通り、米軍で最初に編成された機甲師団のひとつです。この師団はトーチ作戦により北アフリカに上陸した後、本作で扱うカセリーヌの戦いが初陣といってよい作戦となり、ここでドイツ軍、しかもロンメル配下のアフリカ軍団を含む部隊に手痛い「砲火の洗礼(これが本作のタイトルとなっています)」を受けたことで知られています。
 チュニジアの、特にカセリーヌの戦いは米軍機甲部隊の訓練と戦術が最初に試された戦場だったということです。
 第1機甲師団はその後も地中海戦線に留まったので、ノルマンディーやバルジの戦いに登場する第2、第3機甲師団ほど有名なエピソードに恵まれず、ここでの「やられ役」の印象がなおさら強いのかもしれませんが、作戦は最終的には連合軍の勝利であり、またここでの戦訓は後の欧州戦線、さらには今日の米軍機甲部隊の編成や戦術に大きな影響をもたらしたともいえるかと思います。
BbF_1Arm.jpg
 さて本師団の編成ですが、よく知られているのは米軍の第1~第3機甲師団は1942年型と呼ばれる戦車装備数が多い旧式の編成で、第4機甲師団以降は戦車大隊と歩兵大隊が同数のコンバットコマンド編成となる、ということです。
 しかし、ではその旧式編成の機甲師団は実際にはどのような戦い方をしたのでしょうか。そのあたりが本作のひとつのテーマといえるかもしれません。
 第1機甲師団の正規の編成は第1、第13機甲連隊(各3個大隊)と、第6機甲歩兵連隊(3個大隊)、第81機甲騎兵大隊および機甲砲兵連隊からなります。
 各戦車連隊は第1大隊がM3軽戦車、第2、第3大隊がM4またはM4A1中戦車(2/13のみM3リー)を装備していたようです。
 これらの部隊はコンバットコマンドAからC(のちにD)という戦闘団に再編成されました。欧州戦線でおなじみの「CCR(予備コンバットコマンド)」がないのが興味深いです。
 各CCの司令部はドイツ軍のカンプグルッペと同じく中軸となる戦車連隊や歩兵連隊の司令部が臨時で充てられていたらしく、CC独自の司令部はまだ創設されていなかったようです。
 さて、戦車6個、歩兵3個大隊という戦力ですから歩兵が足らないのは現代の私たちの目には明白です。米軍も歩兵不足は早々に認識していたようで、師団には隣接する歩兵師団から戦力を編入していました。
 主攻撃戦力を担うCCAは師団所属の偵察部隊である第81機甲騎兵大隊、戦車部隊は第1機甲連隊の第3大隊、第13機甲連隊の第1、第3大隊という師団の戦車大隊の半数が配属されています。
 これらの機甲大隊のユニット規模が「II(-)」となっているのは、1/3はすぐ下のG中隊をTFウォータースに、1/13はTFカーンに、3/13はあとでご紹介するTFスタークに、それぞれ1個戦車中隊を分遣しているため戦力減少状態にあることを示しています。
 一方の歩兵はユニットに部隊名が入っているのは「3/168」で、これは第9歩兵師団から編入された歩兵大隊です。実は「Waters」および「Drake」と記された歩兵タスクフォースも、それぞれ第168歩兵連隊の第2大隊主力と、そこから分遣されたE中隊が配属されています(この連隊の第1大隊はあとで紹介するフランス軍部隊に編入されています)。
 1個だけ別のユニットになっている第1機甲連隊のG中隊(G/1)はTFウォータースを支援するよう配属されていたのですが、当時、歩兵師団の各大隊は戦車中隊との共同戦術を訓練しておらず、このタスクフォースは諸兵科連合部隊とはいえず、ただの寄せ集めだったようで、G/1が別ユニットになっているのはそのちぐはぐさを再現しているようです。
 「TF Kern」は師団所属の第6機甲歩兵連隊第1大隊に第13機甲連隊第1大隊の軽戦車1個中隊を配属した諸兵科連合部隊で、第81機甲騎兵連隊とともにこの部隊では珍しいデュアルユニットになっています。
 この部隊は作戦開始当初はCCAの予備戦力として後方に据え置かれていて、その地点は「カーンの十字路」として戦史に残り、本作の地図上にも記載されています(ヘクス23.16)。
 CCAには他に独立第701駆逐戦車大隊が配属されていますが、当時の装備車両はM3ハーフトラックの車台にフランス製の75mm砲を搭載したもので、バルジの戦いで活躍するM10駆逐戦車はまだ配備されていなかったようです。
 まとめると、同師団のCCAはユニット数が10個と強力に見えますが、実は連携がうまくいっていない4個のタスクフォースプラス偵察大隊、という編成であることがわかります。

 これはCCBとCCCも同様で、それぞれ師団配下の機甲騎兵各1個大隊に中戦車大隊1個を組み合わせた編成になっていて、CCBには加えてやはり対戦車ハーフトラック装備の独立駆逐戦車大隊が配属されています。
 CCB所属の第13戦車連隊第2大隊(2/13)は、先に述べたように旧式のリー戦車を装備していましたが、史実ではなかなかに善戦したらしく、本作でもアクションレーティングが最強の「4」を与えられています。

 こうしてみると、当時の第1機甲師団は第34歩兵師団第168連隊から歩兵2個大隊、および独立駆逐戦車大隊2個を増強され、代わりに戦車1個中隊を別の師団のタスクフォースに分遣しつつ、師団全体で3個のコンバットコマンド、7個のタスクフォースを形成している、といえるように思います。

 画一的に扱われることの多い第二次世界大戦時のアメリカ軍をなかなか個性的に再現しているBCSはほんとに興味深いと感じています。

 次回は同じ米軍の今度は歩兵師団所属の部隊を見ていこうと思います。

Baptism by Fireユニットカウンター紹介(その3) [ウォーゲーム]

 MMP社のBattalion Combat Series第2作、Baptism by Fireのユニットカウンターを紹介していますが、第3回は枢軸側としてドイツ軍とともに戦ったイタリア軍部隊です。

 本作ではすでに「カンプグルッペDAK」に第XVI戦車大隊とXVI/5ベルサリエリ大隊が配属されていました。今回紹介するのは上記のベルサリエリ大隊がもともと所属していた親部第である「第131機甲師団チェンタウロ」です(ちなみにXVI戦車大隊のほうはアリエテ師団所属の第32戦車連隊から分遣されていました)。
 チェンタウロ師団は1937年に編成が開始され、有名な「第132機甲師団アリエテ」とともに機甲軍団を構成していました。
 イタリアが第二次世界大戦に参戦すると、チェンタウロ師団はアルバニア侵攻やギリシアおよびユーゴスラビア作戦に参加し、イタリアで再編成を行ったのち、1942年の秋に北アフリカへ送られました。
 チェンタウロ師団が到着したときにはすでにエル・アラメインでの戦いは終わっていて、同師団は退却してきたロンメルの装甲軍をエル・アゲイラ付近で出迎え、姉妹部隊だったアリエテ師団とともに、追ってきたイギリス第7機甲師団に反撃を加えて後退させ、同盟軍の退却を援護しました。
BbF_Cent.jpg
 チェンタウロ師団の本来の編成は、それぞれ3個大隊からなる第31戦車連隊と第5ベルサリエリ連隊および第131砲兵連隊を中軸としていましたが、本作では大幅に編成が異なっています。
 戦車部隊は、もとから第31戦車連隊に所属していたのはXIV大隊だけで、2個目のXVII大隊は本作のヒストリカルノートではアリエテ師団の第32戦車連隊から配属されたと書かれています。
 また自動車化歩兵であるベルサリエリ連隊は元来の第5連隊所属大隊がドイツ軍部隊に分遣され、代わりに師団の配下にはトレント歩兵師団に所属していた第7連隊(の2個大隊)が配属されています。
 「Pol」と記されているのは第18ロイヤルカラビニエリ大隊という国家警察部隊、「90」と記されているのは第DII(502)自走砲群という対空砲部隊で、90という数字は装備していた90mm高射砲を表していて、この砲はドイツ軍の88mm対空砲と同様、対戦車戦闘にかなり活躍したといわれています。
 同師団にはさらにパヴィア師団配下だったと思われるアオスタ機関銃大隊も配属されていたようです。
 こうしてみると、もとからチェンタウロ師団に所属していたのは戦車大隊1個だけ、ということになりますね。

というわけで一通り枢軸側の部隊をみてきたので、次回以降は連合軍の各部隊をご紹介しようと思います。

Baptism by Fireユニットカウンター紹介(その2) [ウォーゲーム]

 前回のドイツアフリカ軍団所属部隊に続いて、Baptism by Fireの枢軸軍ユニット紹介の第2弾として、今回は第10装甲師団の所属ユニットを見てみようと思います。

 第10装甲師団はドイツ軍機甲部隊としては比較的短命だったと思いますが、派手な戦歴に事欠かない師団でもあります。
 第10装甲師団は戦前の1939年の春にチェコのプラハで編成が開始されましたが、同年9月のポーランド侵攻時にはまだ司令部しか存在せず、北方軍集団の予備として第29歩兵師団やケンプ戦車分遣隊などから一部の部隊を借り受けるという臨時編成で作戦に参加しました。
 翌年のフランス侵攻ではきちんとした戦車師団となり、第1、第2装甲師団とともにグデーリアン将軍の第19軍団に配属されてアルデンヌを突破しスダン近郊などの戦闘に参加、その後2つあった戦車連隊のうち片方が、北アフリカへ送られる第15装甲師団に移籍され、師団の配下には第7戦車連隊だけが残りました。
 1941年のロシア侵攻では再びグデリアンの第2装甲集団に配属されてミンスク、スモレンスク、ヴィヤズマおよびモスクワ進撃に加わり、ルジェフ近郊でロシア軍の反撃を受けた後にフランスのアミアンへ補充と再編成に入りました。
 そしてチュニジアでの危機に伴い、同師団は新たに編成された第5装甲軍の中軸として北アフリカへと送られました。このとき戦車連隊の第3大隊としてティーガーIを装備する新編の第501重戦車大隊を配属されています。
 ちなみに当時フランスで休養中だった歴戦の装甲部隊にはもうひとつ第6装甲師団があって、こちらはスターリングラードへの救出作戦に送られました。
 ともあれ、第10装甲師団はこうしてエジプトから撤退してきたアフリカ軍団と合流してカセリーヌの戦いに臨むことになるのですが、生き別れの第8戦車連隊とここで再開するというのは、なんとも奇遇ですね。
BbF_10Pz.jpg
 最終的に第10装甲師団はここチュニジアで壊滅し、その後は再編成されることもなく解隊されました。よって本作に含まれるユニットはある意味、その最後の姿のひとつを示しているといえるかもしれません。
 ゲームでは師団は3つのカンプグルッペに分かれています。最初はルドルフ・ランク大佐率いるKGランクで、第10オートバイ大隊、第7戦車連隊第I大隊、第69および第86自動車化歩兵連隊のそれぞれ第I大隊がユニットカウンターになっています。このカンプグルッペの2個の歩兵大隊がそれぞれ別の連隊に所属するのがおかしく感じたのですが、どうもこのカンプグルッペは当時師団の予備戦力となっていたようです。
 2段目はおそらく当時第7戦車連隊長だったゲルハルト大佐(?)率いるKGゲルハルトで、戦車大隊および第10オートバイ大隊を除けば師団で唯一装甲ハーフトラックを装備する歩兵大隊、そして装甲工兵大隊で編成された主力打撃部隊です。このカンプグルッペは作戦中、別の戦域に一時的に派遣されたので、本作でも途中で退場と再登場を繰り返すことになります。
 そして最後は数は少ないながらもティーガー戦車を有するKGライマン。このカンプグルッペには1中隊のティーガーに加えて第90装甲猟兵大隊のマーダーIII対戦車自走砲も装備し、これらを援護する歩兵大隊も配属された、いわば防御の要ともいうべき編成となっています。

 本作では米軍の機甲師団も3つのコンバットコマンドに分かれているので、第10装甲師団の3個のカンプグルッペと並べると、両軍の当時の機甲師団を編成と戦力両面から比較できそうで興味深いです。


Baptism by Fireユニットカウンター紹介(その1) [ウォーゲーム]

 タミヤの名取を制作中ですが、先日届いたMMP社のウォーゲーム「Baptism by Fire」が非常に興味深かったので、昨年のLast Blitzfriegに続いてユニット紹介をしてみようかと思います。

 はじめに本作についてですが、Baptism by Fireは現在はMMP社の1ブランドであるThe Gamers製の「Battalion Combat Series(大隊レベル戦闘シリーズ)」の第2作ということになります。扱っているのは第二次世界大戦の北アフリカ戦線末期である、1943年2月にチュニジアで行われた「カセリーヌ峠の戦い」です。
 この戦いは「パットン戦車軍団」などの映画でも取り上げられたほど有名で、米軍機甲師団が初陣の大作戦で歴戦のドイツ装甲部隊に痛い目に遭うという点と、かのロンメル将軍による「最後の勝利」でもある、というエピソード色の強い作戦でもありました。
 本シリーズは1ユニットが大隊規模、1ターン1日というスケールで再現される陸上戦闘を題材としますが、特徴的なのは戦車、歩兵、砲兵という諸兵科の協同戦術と、師団単位の指揮統制を重視しているゲームシステムです。
 ユニットは師団や独立旅団、カンプグルッペ、コンバットコマンドといった「フォーメーション(部隊)」毎にまとめられ、両陣営のプレーヤーは交互に1フォーメーションずつアクティベーション(活動化)して所属ユニットに移動や戦闘を行わせます。
 ユニットの能力はステップ数とアクションレーティング(練度と戦術能力)、移動力、そして歩兵の場合は近接突撃能力を示す「アサルトアロー(突撃能力)」、機甲部隊の場合は中距離制圧射撃能力と対戦車攻撃力を表す「アーマーバリュー(機甲戦力)」が与えられます。
 各ユニットには移動モードと展開モードがあり移動力と機甲戦力そしてアクションレーティングが変化する場合があります。
 アーマーバリューには装備車両が中戦車、重戦車、軽戦車、あるいは対戦車砲や対戦車自走砲かなどによって若干能力が異なる複数のタイプがあります。
 砲兵と航空戦力はフォーメーションの司令部に与えられるポイントで表されます。
 補給と指揮統制も本作の重要なテーマですが、これはフォーメーションの活動時に補給線が正しく設定されているか、および隣接する味方部隊と連絡線が交差していないかといった諸条件を確認してサイコロを振り、そのフォーメーションの活動能力を決定するという抽象的なシステムを用いて、プレーヤーの負担を軽減しています。

 さて、それではフォーメーション毎にBaptism by Fireのユニットを見ていこうと思います。まずは枢軸側から。
BbF_DAK.jpg
 枢軸軍の部隊は3~4の上級司令部に所属し、カウンターの色で分けられていますが、全体としてロンメル元帥の指揮下にあるため色の異なるユニットが混在するフォーメーションもあります。
 上の画像はドイツアフリカ軍団に所属する部隊で、DAK混成、シュッテおよびシュテンクホッフという3つのカンプグルッペで編成されています。
 まず最上段のカンプグルッペDAKですが、左から順に第33偵察大隊と第8戦車連隊第I大隊は第15装甲師団、Afkと記された2個の自動車化歩兵大隊は第90軽快師団のゾンダーフェアバント288から改編された「アフリカ連隊」、水色の2ユニットはラムケ降下猟兵旅団の残余、そして緑色の2ユニットはイタリア軍で、戦車は第32戦車連隊の第XVI大隊、歩兵は第5ベルサリエリ連隊のXIV大隊という、いずれもチェンタウロ装甲師団から分遣されているようです。
 中段の部隊は「カンプグルッペ・シュッテ」といい、おそらくは第21装甲師団の第104歩兵連隊長が指揮官、下段は「カンプグルッペ・シュテンクホッフ」で、同じ第21装甲師団の第5戦車連隊長が指揮官の部隊のようです。つまり、下の2つを合わせるとほぼ第21装甲師団となる感じでしょうか。
 第5戦車連隊はこの師団が第5軽快師団と呼ばれていた編成当初から存在する部隊で、第I大隊がシュッテ、第II大隊がシュテンクホッフと分かれて配備されているようです。といっても実はこのころ、第II大隊は第15装甲師団に移籍されて第8戦車連隊第II大隊として装備改編中だったようで、第190独立戦車大隊が補充として新たな第II大隊となっていたと本作のヒストリカルノートには書かれています。
 これら戦車大隊の装備戦車は長砲身のIII号戦車が主体でII号、IV号が若干といった感じだったようです。
 一方、第104歩兵連隊の編成には紆余曲折があります。第21装甲師団は第5軽快師団だった当初、歩兵は第2、および第8という2個の自動車化機関銃大隊しかありませんでした。第104連隊はもともとは第15装甲師団の2個ある歩兵連隊のひとつだったのですが、第5軽快師団が第21装甲師団に改編される際、第2機関銃大隊と交換で同師団に移籍されました。これでアフリカ軍団を構成する第15および第21師団はいずれも戦車と歩兵各1個連隊を有することになったわけです。
 その後、クルセーダー作戦のさなかに第104連隊の第I大隊がハルファヤ峠で降伏、第8機関銃大隊が後を継ぎ、さらに第15装甲師団の第15オートバイ大隊が移籍されて第3大隊となりました。
 最終的に、チュニジア作戦のころにはこの連隊は4個大隊編成に再編され、2つのカンプグルッペに2個ずつ配備されたということになるかと思います。
 そのほかの部隊を見てみると、マーダー自走砲を装備する第39戦車猟兵大隊、第580偵察大隊、および第220工兵大隊なども第21装甲師団の所属ですが、空軍所属の第25対空連隊第II大隊と第39大隊と混成になっている第609戦車猟兵大隊はおそらくアフリカ軍団直属だったのではないかと思います。

 次回は同じ枢軸側のドイツ第10装甲師団所属のカンプグルッペをご紹介しようと思います。

TAMIYA 1/700 軽巡洋艦名取の製作(その6) [NavyVessels]

 制作中のタミヤ1/700スケール、軽巡名取は艦載艇や艦載機の塗装を行い、船体に接着しました。
natori015.jpg
 これで組み立て工作はひととおり完了。あとは細部の塗り分けやウェザリングといった塗装工程と、仕上げに簡単に張線を施すつもりです。
 艦船模型はエッチングの手すりやラダー、水密扉などを加えるととたんに密度感が増してかっこいいのですが、製作にはもちろん丁寧な作業と根気が必要となるので、気軽にこの程度でおk、としてもいいなぁと思います。
 今回はとにかく筆塗りで、というのが自分的テーマなので大満足ですが、もう少し楽しみつつ作業を続けようと思います。

TAMIYA 1/700 軽巡洋艦名取の製作(その5) [NavyVessels]

 先日、甲板と船体および上部構造物の基本塗装を行ったタミヤ1/700スケールの軽巡名取に、リノリウム甲板を固定するためと思われる金属部分を塗りました。
natori014.jpg
 以前、1/350の雪風を製作したときは、この部分のモールドを削って細い真鍮線に置き換えてみたのですが、今回は足柄のときと同様、普通に筆塗りで塗装しました。
 突出したモールドの先に筆を滑らすようにして金色を塗り、はみ出した部分は甲板色を重ねて修正するという手順で進めましたが、子供の頃はこうやって塗っていたなと思い出しました。
 当時に比べると筆の性能がよいせいもあって多少丁寧に塗ることができましたが、筆塗りでさらに正確に描けたら美しいだろうなぁ、と思ったりもします。

前の10件 | -
メッセージを送る