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Last Blitzkrieg(BCS)のユニットカウンター紹介(その27) [ウォーゲーム]

 延々とだらだら紹介してきたLast Blitzkriegの米軍増援部隊も、一部の独立ユニットを除けば、残すところあと4個師団となりました。
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 本日最初にご紹介するのは第83歩兵師団。12月27日にエリアN、つまり北方のリエージュ方面から登場する増援部隊です。
 ヒストリカルノートではわずか数行しか触れられていない同師団ですが、ノルマンディーで実戦を経験した後、10月中はルクセンブルクで待機し、11月にヒュルトゲン、12月にはローエル川で激戦を行い、アルデンヌに投入された時点では歩兵戦力が2,000ほど不足していたといいます。
 本作でも各歩兵大隊はそれぞれ2ステップを失った状態で登場します。また、師団付属の第774戦車大隊は、アルデンヌ攻勢の際には戦闘に参加していないとする、ダニー・パーカー氏の記述を見つけましたが、本作では他のユニットと共にこの戦車大隊も登場します。
 これは同大隊の戦闘参加を示す新しい史料が見つかったのか、あるいはもしかしたら、史実では近くにいた第3機甲師団が提供していた戦車支援を、細かいルールを加えることなく再現するために、あえて師団の戦車大隊を参加させたのかもしれません。
 ベテラン師団らしいAR4を除けば特筆するところは他にはないように思いますが、同師団は駆逐戦車大隊がなく、まだ牽引式の対戦車砲大隊が配属されていました。
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 続いて12月29日にエリアJまたはK、つまりスダンないしはディナン方面から登場する第11機甲師団です。
 本作において8個目にして最後となる米軍機甲師団ですが、ドイツ軍の攻勢が開始される直前までイギリスで訓練中で、第9装甲師団と同じくアルデンヌ攻勢が初陣で、最初の戦いの洗礼で大損害を出した部隊だそうです。
 編成は基本的には1943年型機甲師団のものですが、ヒストリカルノートによるとCCAはTFホワイトとTFブルーが、CCBにはTFポーカーとTFパットが所属していたそうです。予備であるCCRには第55機械化歩兵大隊だけが配属され、また、第22戦車大隊は分割されて各TFの支援にまわされたため支援専用ユニットとしたと記されています。
 戦闘未経験ということで各ユニットのARは2となっています。この師団はバストーニュ近郊での戦闘に投入されましたが、わずか1週間で人員の損害700名に加え装備する戦車の25パーセントを失い、年が明けた1月3日には第17空挺師団と交替して後方に下げられたようです。

 それにしても、バルジの戦いに参加した米軍機甲師団は第2、第3、第4、第5、第6、第7、第9、第10、第11と8個師団もあるんですね。逆に参加していていない機甲師団は第1と第8、第12~14、そして第16および第20機甲師団だけです。
 米軍機甲師団はぜんぶで(太平洋に送られた第1騎兵師団を除けば)16個師団なので、その半数がバルジの戦いを経験したわけです。
 また作戦未参加の師団うち第1機甲師団はイタリア戦線におり、第8、13、15、20の各師団が前線に登場するのは1945年に入ってからなので、アルデンヌ攻勢開始時に欧州にいた機甲師団のうち、作戦に投入されていないのは第12と14の2個師団のみということになります。
 もっといえばこの戦いには5個しかない空挺師団のうちの3個も投入されているわけで、これだけみても、そのドラマ性はさておき、バルジの戦いが米軍さらにはアメリカ人にとって非常に重要な戦いだったことがわかるように思います。

 というわけで、次回はいよいよ最終回?、かどうかはわかりませんが、残る米軍増援2個師団を見てみようと思います。

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